薩摩の教え・男の順序で学ぶ起業家の心構え
薩摩藩と言えば、戦国時代、江戸時代に鹿児島県と宮崎県の一部、そして沖縄を統治して
外様大名ながらも、幕府に強い影響力を持った有力大名ですが、
薩摩藩の礎をつくったのが、戦後武将である島津義弘。
朝鮮出兵では、明軍や朝鮮軍に「鬼島津」と恐れられて、
豊臣秀吉や徳川家康にも武勇を讃えられた武将です。
関ケ原の戦いでは、西軍が壊滅、敗走をはじめた時に、
島津軍だけは撤退せずに、正面の徳川家康の本陣を目指して突撃。
後に「島津の退き口」と呼ばれて全国に勇名を轟かせました。
そんな島津義弘が残したと言い伝えられているのが「薩摩の教え・男の順序」
薩摩藩ではこの教えが代々引き継がれて、明治維新で活躍した西郷隆盛や大久保利通、
日露戦争で勝利をもたらした東郷平八郎などの人材を生み出したと言われています。
薩摩の教え 男の順序
島津義弘公の教えともいわれる薩摩の教え「男の順序」
1、何かに挑戦し、成功した者
2、何かに挑戦し、失敗した者
3、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手伝いをした者
4、何もしなかった者
5、何もせず、批判だけしている者
6、何もせずに批判するだけではなく、足を引っ張る者
5.6は「卑怯者」ともいわれる。創造や挑戦をしないと生き残れない時代なのに、やる気のある人の足を引っ張ることになっていることが感じられない者もいるやもしれない。
~薩摩の教え より抽出
せめて3位以上の存在でありたいと思う。一日の振り返りと反省をして自分を見つめないといけない。毎日顔や歯を洗うのと同じように、一日一回でも、心も洗濯しないといけない。
「今日も一日ありがとう」「今日一日自分は卑怯な行動や言葉を発することはなかったか」
「じんざい」は、神財、人財、人材、人在、人罪、人災と書くことができる。
がんばるぞぉ~