蕎麦のコシを強くする方法
加水率を少なめにする
多加水(ずる玉)は、どうしてもコシが弱くなってしまいます。
加水を少なめにすると、捏ねるのは大変になりますが、角の立ったコリコリした
コシのある蕎麦になります。
つなぎ粉に、強力粉を使う
手打ち蕎麦の割粉には通常、中力粉を使いますが、強力粉を使うとコシが強化されます。
また、手打 ち蕎麦を、熱い汁に入れると、すぐに柔らかくなりコシが無く
なってしまいますが、こうした場合も強力 粉を使用すると、
ある程度コシが維持されます。
よく冷やす
茹で上がった蕎麦を、冷水や氷水で締めるとコシが出てきます。
ただし、蕎麦の温度を下げれば下げるほど、風味が閉じ込められてしまい、
おいしさを感じなくなって しまいますので、冷やし過ぎに注意しましょう。
御膳粉(更級粉)を混ぜる
ソバの中心部を挽いた御膳粉を通常のそば粉に3~5%混ぜて打つと、
硬めの蕎麦になります。
余分に加水してしまった時などに、御膳粉と打粉を混ぜると硬さが回復します。
塩を混ぜる
塩は、タンパク質を溶かす働きがあり、溶けたタンパク質は加熱により固まるので、
コシや粘り、歯ごた えが出てきます。
歯ぬかりの防止
歯ぬかりとは、蕎麦を噛んだ時に、歯にくっつくようにまとわりつくことを言います。
シャキッとせず食感が悪くなります。
適正な加水率でそば打ち
蕎麦が柔らかすぎると、歯抜かりしやすくなります。
適正な加水率で打ってください。
しっかり捏ねる
捏ね不足は、生地がざらつき、密度にムラがあるため、歯抜かりしてしまいます。
生地のキメが細かくなり艶が出てくるまで捏ねてください。
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