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神明流「めん茶房さえずり」

蕎麦のコシを強くする方法

蕎麦のコシを強くする方法

  1. 加水率を少なめにする

多加水(ずる玉)は、どうしてもコシが弱くなってしまいます。

加水を少なめにすると、捏ねるのは大変になりますが、角の立ったコリコリした

コシのある蕎麦になります。

  1. つなぎ粉に、強力粉を使う

手打ち蕎麦の割粉には通常、中力粉を使いますが、強力粉を使うとコシが強化されます。

また、手打 ち蕎麦を、熱い汁に入れると、すぐに柔らかくなりコシが無く

なってしまいますが、こうした場合も強力 粉を使用すると、

ある程度コシが維持されます。

  1. よく冷やす

茹で上がった蕎麦を、冷水や氷水で締めるとコシが出てきます。

ただし、蕎麦の温度を下げれば下げるほど、風味が閉じ込められてしまい、

おいしさを感じなくなって しまいますので、冷やし過ぎに注意しましょう。

  1. 御膳粉(更級粉)を混ぜる

ソバの中心部を挽いた御膳粉を通常のそば粉に3~5%混ぜて打つと、

硬めの蕎麦になります。

余分に加水してしまった時などに、御膳粉と打粉を混ぜると硬さが回復します。

  1. 塩を混ぜる

塩は、タンパク質を溶かす働きがあり、溶けたタンパク質は加熱により固まるので、

コシや粘り、歯ごた えが出てきます。

歯ぬかりの防止

歯ぬかりとは、蕎麦を噛んだ時に、歯にくっつくようにまとわりつくことを言います。

シャキッとせず食感が悪くなります。

  1. 適正な加水率でそば打ち

蕎麦が柔らかすぎると、歯抜かりしやすくなります。

適正な加水率で打ってください。

  1. しっかり捏ねる

捏ね不足は、生地がざらつき、密度にムラがあるため、歯抜かりしてしまいます。

生地のキメが細かくなり艶が出てくるまで捏ねてください。